ストーリーを教えてもらうスレ@ゲサロ 36758


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1:管理人 :

2020/03/03 (Tue) 15:46:37

差し替え・追加はこちらに
21:ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 :

2020/08/21 (Fri) 03:46:29

●ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~
DSで発売されたシミュレーションRPG。
スーパーファミコン版「ファイアーエムブレム 紋章の謎」のリメイク。大筋のストーリーは同じ。
名前・容姿・性別などを作成する事が出来るマイユニットキャラクターと、外伝ストーリーが追加されている。




七つの国があるアカネイア大陸。
人間に裏切られ仲間を虐殺され、報復の為にドルーア帝国を作り大陸制覇を為そうとした地竜メディウス。
祖国を滅ぼされたアリティア王国の王子マルスは、タリス王国に亡命。数年後、海賊の撃破を皮切りに反撃を開始。
アカネイア王国のニーナ王女を匿い、戦い続けたオルレアンの王ハーディンなど仲間達を集めて国を解放していく。
神竜ナーガの助力から、その牙を剣としたファルシオンを得て、そして最後にはメディウスを撃破したのだった。
ここまでが前作「暗黒竜と光の剣」。


マイユニットキャラクターのクリス(名前変更可能)は、アリティア王国の騎士となるべく仕官した。
城の途中でカタリナという女性とぶつかる。彼女もまた軍師として仕官しに来た者であり、そのまま二人でチームを組む。
その後、カタリナの指示通りクリスが戦う試験(チュートリアル)が行われ、老騎士ジェイガンを倒して合格した。
お調子者のルークと真面目なロディ、まだ子供の弓兵ライアン、男勝りの女騎士セシルと共に同じチームを組む。
誰が隊長になるかでルークと戦い勝利しクリスが第七小隊隊長となる。その後の訓練も勝ち抜くクリス達。
かつての戦争で活躍し英雄となったマルスは、自分一人では決して何もできないから皆も助けてほしいと告げた。
また後にマルスの姉であるエリスと会ったクリスは、マルスは本当は優しく弱い子だから、協力してあげてと言われる。
祖父がかつてアリティアの騎士だったクリス。「アリティアの剣となれ」と言われたクリスはその言葉と共に城に来た。
彼はマルスの為にも頑張ろうと決意するのであった。

仲間達と共に訓練を勝ち抜いていくクリス達。軍師として共に戦うカタリナとも仲良くなっていく。
かつてカタリナは奴隷として希望も無く生きていた時代があり、今は楽しくクリスと共に騎士となった未来を共に語った。
そして訓練などでかつてのマルスの仲間達と戦い、三か月以上の時が過ぎた。

その後、たくさんの脱落者の中でクリス達は勝ち残る。そしてマルスから側近である近衛騎士として叙勲された。
しかし叙勲式の日、突如、城に暗殺集団が現れる。迎撃しようとするがマルスとクリス達以外が薬によって眠らされていた。
戸惑うクリス達にカタリナが告げる。自分の本当の名はアイネで暗殺集団の一人であり、マルスを殺しに来たのだと。
立ち去るカタリナ。カタリナとは今朝も一緒に笑って話をしていたとセシルは混乱する。
マルスはクリス達に、まだ騎士では無い君達が命をかける必要はない、自分が囮になる間に別口から逃げろと告げる。
だがクリスは共に戦う事を願う。一緒に生き残ろうとマルスも答えた。
そしてマルス達はカタリナと暗殺集団を撃退。カタリナは暗殺者達に撤退を命令して、そのまま去って行った。

暗殺者だったカタリナ。数ヵ月間、チームだったクリス達は落ち込む。
マルスはそんなクリスに、もし次に会った時はカタリナと話し合うようにと示唆するのであった。
22:ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 :

2020/08/21 (Fri) 03:48:21


ここからリメイク前とほぼ同じ。途中で暗殺集団と戦う外伝が追加された。
アカネイア大陸の宗主国であり、七つの国の実質的な支配権を持つアカネイア王国。
この初代国王が力を捨てた竜族マムクート達を虐殺した者であり、そのため血筋の者はメディウスの手によって処刑。
唯一、逃亡して生き残った血族である王女ニーナは、オルレアン王国の弟王ハーディンと結婚する。
ハーディンを国王として復興するアカネイア聖王国。しかし徐々に暗雲が立ち込めていた。

ハーディンから命令で、アリティア王国のマルスは反乱の兆しのあるグルニア王国へと攻め込むように指示される。
しかし実際に人々の話を聞けば、アカネイア聖王国より派遣された管理官ラングによって人々は略奪などを受けていた。
反乱を起こしていたロレンスにマルスが話を聞くと、ハーディンは変わったと告げ、国王の子息を託すと言い自害する。
その後、訪れたラングによってグルニア国王の子供のユミナとユベロが連れ去られようとする。
マルスは抵抗するが、アリティア王国も反乱国として滅ぼすと脅され、側近のジェイガンに止められる事となった。

その後もマケドニア王国の内乱を止める様に命令され、それを実行するとラングがこの国の権利を奪おうとする。
さらに逃亡したユミナとユベロ、それを手伝った剣士の処刑を命令をする。
反乱者の家族を処刑するなど、やり方にマルスは遂に拒絶。ジェイガンもマルスを止めなかった。
それを言われたラングは、アリティア王国はアカネイアへと反逆を行ったと通告すると言い、逃亡した。


まずグルニア解放に向かう一同だったが、途中でマルスの婚約者であるシーダ王女がペガサスに乗って現れる。
彼女から話を聞けば、アカネイア聖王国・オルレアン王国・グラ王国の連合によってアリティア王国が滅ぼされたと言う。
驚くマルス。ジェイガンも早すぎる国への攻撃に、最初からマルスを国から離れさせて攻め込むつもりだったと勘付く。
気が焦るマルスだが、ジェイガンに悟らされて、今は目の前の国を解放していく事が大事だと行動をする。
ハーディンの真意を知る為、マルスは仲間を集めつつ進む。
そんな途中、かつての仲間であるリンダが現れ、アカネイア王家の証であるファイアーエムブレムをマルスに渡した。
これを託したのはハーディンの妻ニーナである。その理由は分からず、ただニーナは悲しい表情をしていたという。

ラングを撃破しグルニア王国を解放。
アリティア王国に向かうマルスだが、アカネイア軍と、さらに闇のオーブの力でダメージを受けないハーディンが現れる。
不死身の存在であるハーディンに対し、やむなく砂漠へと撤退するマルス達。
だがそこの魔道都市カダインの者達もマルス達を攻撃してきた。マルス達は反撃して、カダインへと乗り込む。
マルスの友人である魔道士マリク。彼の同期であるエルレーンは彼に嫉妬して、アカネイアと通じていると攻撃する。
どうやらマルス一行はアカネイア大陸を支配する為に、アカネイア聖王国の転覆を狙う反逆者として触れ回られている。
カダインの城を攻略したマルス達。そこに神竜族の末裔であり魔道都市を設立したガトーが姿を現した。
今回の一連の黒幕は闇の司祭ガーネフ。前作で倒されたが魂だけの存在となった彼は、ハーディンを支配していた。
ハーディンを守る闇のオーブを封じる光のオーブを、氷竜神殿に取りに行くようにガトーは命じたのだった。


途中、何度かマルス達の前に現れる暗殺集団。
その中の一人出る仮面を被るルールーという男は、同じ姿を持った集団として現れる。
本物のルールーの命令で戦う偽物のルールーの軍団。マルス達は戦いの末に本物のルールーを倒したのだった。
カタリナはルールーが破れた事を、暗殺集団のトップであるエレミヤに対して告げる。
カタリナ達のような戦争孤児を引き取り、裏切れない様に教育してきたエレミヤ。エレミヤはガーネフの信者であった。
失敗した暗殺者をゴミと呼び、生き残った偽物のルールー達は放置するようにカタリナに言う。
命令通りでしか動けないルールー達は放っておけば野垂れ死ぬと言うエレミヤに、カタリナは沈黙するしかなかった。
23:ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 :

2020/08/21 (Fri) 03:55:16


神竜族の末裔の一人であるチェイニーの案内の元、砂漠を越え、火山を越え、そして吹雪を越えて行くマルス達。
かつてアリティアを建国した英雄アンリが旅した道を、マルス達は神殿までたどり着いた。

その途中、マルス達と合流しようとしていた騎士を殺そうとする暗殺集団と戦う。
そしてその集団の長だった女弓兵のクライネをマルス達は倒したのだった。
口が悪く、使えない味方も口汚く罵るクライネ。重傷を負った彼女はカタリナにも自分を見捨てる様にきつい口調で言う。
しかしカタリナは見捨てられず、暗殺集団の本部へとクライネを連れて帰った。
だがエレミヤは、失敗した暗殺者はいらないと告げて、クライネをそのまま死ぬまで放置するようにカタリナに言う。
部屋に重傷のまま置かれたクライネは、カタリナにさっさと立ち去る様に言う。カタリナは言われるまま去っていく。
しかし一人残ったクライネは「行かないで」と悲しむ。そこにカタリナが戻ってきた。
最後まで一緒にいると言うカタリナに、クライネは「姉さん……」と最後に言って息絶えた。


氷竜の神殿へと入ったマルス達、チェイニーとガトーはこの大陸の歴史を語る。
何万年も前からこの大陸におり、優れた文明を誇っていた竜族。
だが彼らは徐々に退化を始め、知性が失われていき獣となって行った。
知性を留めるには、竜の力を竜石に封じ込め人間とほぼ同じ存在となるマムクートと化す以外なかった。
しかしほとんどのプライド高き竜族はそれを受け入れられず、知性を失うがまま暴虐な存在と化していく。
怪物と化した竜族達は人間を襲い絶滅しかけたが、神竜族のナーガは人間を守る為に戦い、竜族達を封印した。

天寿を全うしたナーガには娘であるチキがおり、己を失わぬように長きに渡り眠りについていた。
祖父の火竜であるバヌトゥが不憫に思い彼女を十年前に目覚めさせ、人間とともに生活していた。
しかし彼女もまた限界であり、再びここの地で眠りについた。
ここまでの戦いで十二個の星の欠片を集めていると、ガトーが星のオーブを作り出しチキの退化を恐れず起こす事が可能。


ガトーから光のオーブを与えられたマルス達は、ガトーのワープ魔法によってアリティアに帰還した。
司令官のエイベルを倒し、ハーディンの命令を受けた支配者であるウィローを倒したマルス達は祖国を取り戻した。
盗まれていた王家の秘宝の大地のオーブも取り返し、クリスとマルスはかつてこの国で過ごした時の日々を思い出していた。
そこにカタリナ率いる暗殺集団が現れ、マルス達は迎撃する。

魔道士であるカタリナ。己をエレミヤに使われるだけの人形だと言う。
カタリナを倒すと礼を言い、過ごした日々は幸せだったと告げ「訓練が始まりますよ…」と思い浸りながら死ぬ。
倒してほしいと懇願する彼女に三度にわたって会話すると、人形だと言う彼女はしかし涙を流す。
それを指摘すれば、クリスとは戦えないとカタリナは仲間になる。
24:ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 :

2020/08/21 (Fri) 04:00:55


アリティアを奪還したマルス達は、エリスの救出とハーディンとの決着の為に進む。
続いての戦いは隣国のグラ王国。かつての戦争で優秀な兵士達を失っており、新兵とアカネイアの兵士しかいない。
アリティアに敗北するだろうと予見するシーマだが王女として最後まで戦う事を決める。
攻撃してこない新兵達を一人も殺さずに、シーマにマルスが降伏を呼びかけると、受け入れた。

アカネイア本隊との戦闘を避け、山道を行くマルス達。そこにオルレアンの狼騎士団が攻撃を仕掛けてくる。
しかし、近くの町にハーディンの兄であるオルレアン国王が待っていた。
マルスが会いに行くと国王は国宝である命のオーブを差し出す。
そしてハーディンが変貌した事を伝え、アカネイアとの縁を斬りアリティアとは戦わない事を伝える。
マルスがそれを承諾するとオルレアンの騎士達は撤退する。しかしハーディンを慕う騎士はアカネイアへと向かう。


アカネイア聖王国では内乱が何度か起こるも、全て鎮圧され処刑されていた。歯向かう民も虐殺していた。
山の中のアカネイアの城へ、騎士達を打ち倒しながらマルスは城内へと入り込む。
入ってすぐの場所で、かつてマルス達と共に戦ったボア司祭が死にかけの状態でいた。彼はマルスに己の罪を伝える。
ドルーア帝国によって崩壊したアカネイア王国。処刑された血族の中、唯一の生き残りのニーナ王女。
アカネイアを復興するには、ドルーア帝国を打ち払った英雄の名とニーナの血筋が必要だった。
ボアはニーナに別に思い人がいる事を知りながら、それを無視して英雄であるハーディンとの結婚を勧めたのであった。
それが二人のすれ違いを生み、ハーディンに心の闇が生まれガーネフに対して隙を生んでしまった。
かつてのこの国の伝説でも、愛し合う英雄と王女の関係を絶ち貴族と結婚させた悲恋の話があった。
それと同じ過ちを犯した事をボアは嘆きながら息絶えた。

そしてアカネイアの城での戦い、たくさんの強敵や地竜を打ち倒し、玉座にいるハーディンの下にマルス達はたどり着く。
光のオーブの力で闇のオーブの無敵の力を無効にし、マルス達はついに闇の皇帝ハーディンを倒したのであった。
正気に戻ったハーディン。闇に負けた己の弱さを詫び、倒された事を感謝し、ニーナを愛していた事と許しを口にした。

ハーディンは死に戦争は終わった。
そこにニーナ王女と、マルスの姉のエリスなどの囚われていたシスター達が姿を見せる。
全ての戦いが終わったと、これで世界は平和になるとニーナが告げる。
だがマルスの持っていたファイアーエムブレムに光、星、命、大地、闇のオーブがはめ込まれ、封印の盾が完成する。
その力によって幻影が打ち消される。ニーナ王女の正体はガーネフだった。ワープして逃亡するガーネフ達。
未だ戦いは終わらず、暗黒竜メディウスが目覚めようとしていた。


カタリナが言うには、カタリナが育った暗殺組織がこの近くにある。
戦争孤児を引き取り育てる孤児院。だが実態はガーネフの息のかかった暗殺組織。
子供達はエレミヤによって、ガーネフの邪魔になる者達を殺す人形として育てられるのである。
カタリナの案内で訪れたマルス達。エレミヤもまたゴミ共の手では無理だったと、己の手で始末をつけようとする。
戦いの末、マルス達はエレミヤを倒したのであった。

一人で事切れる寸前のエレミヤの下に、ガーネフが現れる。
果たせなかった事を謝罪するエレミヤに、ガーネフは洗脳の魔法を解いた。
かつてエレミヤは心優しい女性であり、戦争での孤児たちを引き取り共に暮らしていた。
しかし戦火に巻き込まれ、孤児たちが全員死亡し、一人生き残ったエレミヤは心を失ってしまう。
そこにガーネフが現れ、心を失くしたエレミヤを洗脳したのであった。
今までやってきた事を嘆き、絶望しながら死に行くエレミヤ。ガーネフは他の人々も絶望のまま死なせてやると笑った。
25:ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 :

2020/08/21 (Fri) 04:04:03


メディウス復活を阻止するため、エリス達シスターを救うためにマルス達は竜の祭壇へと向かう。
竜達を倒しながら、谷を進むマルス達。途中の村で重傷を負ったマケドニアのかつての王ミシェイルと出会う。
ミシェイルはかつて己の覇業の為、弱気だった父を殺し、妹のマリアを人質にもう一人の妹のミネルバを操っていた。
マルス達に敗れた後、人質にしていたマリアに助けられて命を拾った。
ミシェイルはその恩を返そうと、単身でガーネフの本拠地に挑むが敗北。
しかしガーネフの無敵の魔法であるマフーを唯一打ち破れる、スターライトの魔道書を奪って来たのである。
それをマルスに託すと命を落とす。しかしミネルバで尋ねると治療が間に合い、マルスに力を貸す。


竜の祭壇へと入ったマルス達。竜族が待ち受ける中、ガトーが連れてきた神竜王の化身ナギと共に先に進む。
死霊を操りいかなるダメージも受けないマフーを使用するガーネフを、スターライトの魔法で打ち破った。
もうすでに遅い、暗黒竜は復活したと笑いながらガーネフは息絶える。彼が持っていたファルシオンを手に入れ先へ。

最奥では暗黒竜メディウスと、たくさんの竜達。そして攫われて洗脳された四人のシスターがいた。
暗黒竜が完全に復活するには、気高き心を持った四人のシスターの命が必要だとガトーが告げる。
メディウスの復活を阻止するためにも、生贄になる前に殺す必要もあると進言するジェイガン。
ハーディンすら退けられなかった洗脳、だが少しでも可能性があるならば助けたいとマルスは答えた。
編成中での会話で、四人がシスターへと声を掛けたいとマルスに告げた。

盗賊のジュリアンは惚れていたレナを説得する。正気を取り戻したレナはそれに答え、さん付けは止めてと言った。
マリアに対して姉のミネルバが説得。ミシェイルが生きている事を知り、また兄妹仲良く国に戻れると言うマリア。
マルスの姉エリスは恋人のマリクが説得。メディウスに恐怖するエリスにずっと共にいて守り続けるとマリクは誓った。
ハーディンに対して罪の意識から、洗脳されても謝罪を続けるニーナ。ハーディンはマルスが救ったとシリウスが説得。
仮面をつけたシリウスを見て、カミュが生きていたとニーナは正気を取り戻す。
しかしシリウスは己はカミュでは無いと言い、戦いが終われば自分はこの地を去るとシリウスは答える。
もう自分を助けてくれた黒騎士のカミュは言外にいないのだと告げられ、ニーナはそれを受け入れるのだった。

シスターが死ぬか、それとも助けられたかで完全復活できなかったメディウス。
人間を全て滅ぼすと言う巨大な竜を、マルスはファルシオンで倒したのであった。
倒されたメディウスは告げる、今回は滅びるが人間が愚かである限りいずれ復活すると。



こうして戦争は終わり世界は平和となる。生き残った者達が色々と発言する。
全員にお礼を言うマルス。七つの国は一つとなろうとしており、全ての者がマルスに託そうとしている。
でもそんな大変なことを一人ではできない、共にいてほしいとマルスはシーダに言う。
シーダもまたマルスを信じて着いて行くと答えた。

そしてクリスに対して、ずっと支えてくれた事にいくら感謝しても足りないとマルスは言う。
だが民達はマルスの活躍だけを口にし、クリスの事は話題に上がらなかった。
戻ったら皆に告げようと考えるマルスだったが、クリスは名声はいらないと答えた。
今まで争っていた国同士が一つになるには神の如き英雄こそが必要。
だからこそ全ての名声は、クリスの活躍はマルスが受けるべきだと言った。
例え世界の人々が己の事を知らなくとも、マルス様だけが知っていればそれで十分。
これからもマルス様の影となってお供するとクリスは言ったのだった。

「何故だろう。初めて会った時から僕は君に特別な絆を感じていた。運命が、僕の下に君を遣わしてくれた、
 そう思えてならない。クリス、ありがとう。これからも僕と共にいてほしい。クリス、我が半身、我が真の友よ…。」


後にマルスの下、七つの国は一つとなりアカネイア連合王国が成立。
この長きに渡る英雄戦記は、後に物語となり多くの人に涙と感動を与えるのであった。
26:ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 :

2020/08/21 (Fri) 04:07:52


●各キャラクターの生存エンディング、編成画面での会話も絡めて

ロディ、セシル、ライアン、フレイ、カインはアリティアのテンプルナイツ、宮廷騎士団として尽くした。
またカインはジェイガン亡き後に騎士団隊長となる。
病気の兄の代わりに貴族として騎士となったルークは、己の為に生きると決めて騎士を止めて自由に生きた。
リフはアリティアの修道院に勤める、時折は見習い騎士を手伝う。
アリティアの騎士アランは病を押して戦い、戦後に病死。命を尽くして戦う騎士の道をクリスに伝えた。
グルニアの幼き王子ユベロはアリティアでマルス後見の下で勉学中。
猟師だったが、いつの間にか海賊に巻き込まれていた男ダロスは、戦後に真面目に働いた。
仲間になったカタリナを最初は疑ったセシルだったが、命懸けの戦い方に止めるよう懇願し、自分達は親友だと告げる。
暗殺者だったカタリナは、罪を償うようにマルスの為に働く。クリスが男だと、会話で独り言だが告白する。

ジョルジュはアカネイア自由騎士団を設立。ゴードン、カシム、アストリア、ミディアが参加。
アストリアはミディアと結婚。カシムは後に故郷で母と暮らす。
マリクはマルスの姉エリスと共にパレスに魔導学院を設立。その後、結婚する。
リンダはアカネイアのパレスの魔導学院に就職。最近、恋を知ったのか美しくなる。
グルニアの幼き王女ユミナはパレスの魔導学院で勉強中、シスターを目指す。
マムクートのチキはパレスで幸せに暮らす。かつてクリスが子供の頃、村を襲った盗賊集団を倒した少女はチキ。
アカネイアの将軍ホルスも領地の復興に尽くす。
トムス、ミシェラン、トーマスは騎士を辞めてアカネイアの村で過ごす。自警団を作り民として人を守った。
シーマ女王はマルスの要請を断りグラの王位を捨てる。恋人のサムソンと共に、パレスで平和に暮らした。

マケドニアの女王ミネルバは、修道院に勤めた。かつての兄妹の絆を取り戻したとされる。
マケドニアで一人、猟師をしていたウォレンは、仲間の良さを知りつつまた一人の猟師に戻る。
ペガサス三姉妹の長女パオラと次女カチュア。それぞれアベルとマルスに惚れていたのを胸に秘めマケドニアに尽くす。
ジュリアンとレナは恋人となり、マケドニアの修道院で孤児の世話をする。
ミネルバの妹のマリアも、修道院に勤める。
レナのバカ兄貴のマチスは今もいい加減に暮らしている。
マケドニアの司祭の老人であるフロスト。家族との手紙のやりとりが支えと言う彼も、故郷に戻り家族と共に暮らした。
父王を殺し簒奪したミシェイル王子。国に戻った後は正しく治めたとも、別の国で覇王となったとも噂される。

ウェンデルはカダインの魔導学院に最高司祭として戻り、復興に尽くす。
ウェンデルの弟子でマリクの友人エルレーンは若き指導者となった。
27:ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 :

2020/08/21 (Fri) 04:14:18


ドーガはマルスの命令でグルニア守備隊隊長となる。
恋に生きるロジャーもグルニアの復興へ。クリスが女性の場合、告白するが断られる。マリーシアに告白するが断られる。

オルレアン狼騎士団のロシェ、ビラク、ザガロ、ウルフ。かつて孤児だった彼らはハーディンに拾われ、共に戦った。
ハーディンの志を胸にオルレアンに戻り、アリティアとの交友を戻した。
またハーディンの為に死にたいと言うウルフは死に場所を求めているが、クリスが女性だと美しい故郷を見せたいと誘う。

ライバル関係だが、村が盗賊に襲われたら一人助けに行くサジと、それを見捨てられないマジはタリスの木こりに戻る。
サジとマジが傭兵以外の生き方が出来るか心配していたバーツ。後に姿を消す、木こりになったか、別の国に行ったか。
マルスに惚れて共に来たマリーシアは、戦後に行方不明。不良娘になったかもと心配される。
かつて脱走した奴隷剣士として処刑されかけた所を、幼いシーダに助けられたオグマもまた姿を消す。
仮面の騎士シリウス、その正体はかつてニーナと恋仲だったカミュ。彼もまた姿を消した。
かつてカミュの下で戦ったグルニア黒騎士団のロベルト、ベルフ、ライデン。その後も人々の為に戦い伝説となる。
争いの火種になるのを恐れて正体を隠したシリウス。知らないふりをした一同。その後、彼らが会ったかは不明。
ジュリアンの弟分であるリカードは盗賊家業に戻る。
子供の頃にクリスと友達で、クリスが騎士となると聞いて騎士となったノルン。騎士を辞めて、故郷の村で平穏に過ごす。
紅の剣士ナバールは風の様に姿を消し、踊り子フィーナは風の様に追いかけていった。
ナバールのフリをして傭兵をしていたオグマの部下サムトーも姿を消した。今もナバールのフリをしているとか。
傭兵剣士シーザとラディ。シーザの妹の病気の薬の為に働いてた二人は、平和に暮らしたとも別の戦で死んだともされる。
チキの祖父もマムクートのバヌトゥ。チキに別れを告げ、人の為にマムクートを探しに竜石を捨てて去って行った。
チェイニーも姿を消す。姿を自在に変える人の話が伝わっている。
魔道士エッツェルは死んだ妻アーシェラを想いながら諸国を旅した。
ダイスとマリスの親子。戦後に多額の報酬を受け取り、ダイスはすぐに博打で失い、マリスは武器屋を経営する。
ジェイクは秘密の店を経営する恋人のアンナの手伝いをし、いつか遠くの大陸へと旅をしたいと思っていた。
ベックも放浪がサガに合っていると旅を続ける。
グルニアの村に戻ったユミル。その言葉を聞いて辺境の剣士アテナも故郷を目指して船をこぐ。故郷に戻れたかは不明。
ペガサス三姉妹の三女エストは人質となり、そのせいで恋人のアベルがマルスと戦う事になったのを最後まで気にする。
そしてアベルに別れを告げて行方をくらます。アベルもエストを追って、どこかに去って行った。
神竜王の化身ナギは姿を消し、二度と人の前に出る事は無かった。
アカネイア王家、唯一の血族の生き残りであるニーナ女王はマルスに全てを託し姿を消した。

シーダは戦争後、マルスとの念願の結婚をする。
英雄王マルスの近衛騎士クリスは、歴史に多くは語られないが、その活躍は共に戦った仲間達の記憶に深く刻まれている。
第五代アリティア国王マルス。アカネイア連合王国の盟主として国々の復興に尽くし、伝説となったのだった。
fin.

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